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新型エルグランド(E53型)徹底レビュー — プレミアムミニバンの頂点へ戻る一台

新車紹介
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はじめに

ミニバン市場において、「高級=トヨタ アルファード/トヨタ ヴェルファイア」の天下が長く続く中、日産 エルグランドが満を持してフルモデルチェンジを果たします。4代目(通称E53型)となる今回のモデルでは、最新技術の採用に加えて、車格・存在感・快適性を総合的にアップデート。まさに「プレミアムミニバンの再定義」を目指した一台といえます。

本記事では外観から内装、ボディサイズ、パワートレイン、安全装備、燃費、価格・グレード、さらにはライバル車や歴代モデルとの比較まで、幅広く丁寧に解説します。購入を検討されている方はもちろん、ミニバン選びの参考にもぜひご覧ください。


外観(エクステリア)

E53型エルグランドの外観デザインは、まずその堂々たるプロポーションが目を引きます。全長4 995mm、全幅は1 895mm、全高は1 975mm(※日産測定値)と、現行型よりもひと回り大きく、存在感が一段と増しています。

デザインコンセプト

「The private MAGLEV(私的なリニアモーターカー)」をモチーフに、静かに滑るように進むリニアのフォルムと、かつての格調ある高級ミニバンの佇まいを融合。フロントグリルには日本伝統工芸「組子」をモチーフとしたディテールが用いられ、和の上質さとモダンな質感が共存します。 

フロント/サイド/リアの特徴

  • フロントフェイス:厚みを持たせたボンネット、直立したグリルデザイン、シャープなヘッドライトの構成により、高級感と存在感が両立。

  • サイドビュー:全幅1 895mmというワイド感に加え、ルーフ高を引き上げたことで「堂々」とした立ち姿に。サイドパネルの大きな面構成と、細部にわたる緻密なディテール(“間”と“整”)といった構成も見どころ。リアビュー:ワイド&高いボディによる迫力のあるリアスタンス。テールライトの意匠やリアガーニッシュの質感が、上質なパッケージングを印象付けます。

カラーバリエーションとホイールデザイン

新色として「FUJI DAWN(フジドーン)」「至極(シゴク)」といった2トーンカラーが設定され、和の色・日本の美意識を反映。ホイールは軽量化とデザイン性を両立させた仕様となっており、アルミホイール表現を超える緻密さで車体全体の統一感を追求しています。

総評

エルグランドのエクステリアは、「高級ミニバンとしての威厳」「先進車としてのアイデンティティ」「和の美意識」の三軸をうまく融合。ファミリーユースだけでなく、所有する歓び・語れる車としてのステータス性も強く持たせており、ライバル車とはひと味違った価値感を提供してくれそうです。


内装(インテリア)

続いて、内装(インテリア)を詳しくチェックしていきましょう。E53型エルグランドでは、まさに「上質なプライベートラウンジ」のような空間づくりが行われています。

空間設計とユーザー視点

運転席からのアイポイントが高く設定され、視界の広さと安心感を両立。加えて、インストルメントパネルからドアトリムにかけての幅広で高いコンソールが、運転席・助手席の“所有者感”を高めています。

マテリアルと仕立て

  • 表皮素材、木目調パネル、キルティング加工のドアトリム、そして“組子”モチーフとの調和が取れた意匠。高級車に相応しい質感が追求されています。

  • シート素材には「紫檀(シタン)」をイメージした上質なカラーリングを設定。64色設定可能な間接照明も採用され、同乗者を包み込むような室内演出がなされています。

最新ディスプレイ&サウンドシステム

国内モデルとして初めて、14.3インチの統合型インターフェースディスプレイを採用。メーター/センターそれぞれに大画面を備え、操作性と先進性を大幅に強化しています。

さらに、BOSE製22スピーカーのプレミアムサウンドシステムを搭載。まるで映画館にいるような臨場感ある音場が、移動時間をラグジュアリーな時間へと昇華します。

後席・使い勝手

ミニバンとしての実用性も見逃せません。3列目や2列目のシートレイアウト、スライド量、荷物スペースなど、ゆとりある室内設計により、家族利用にも十分応える仕様です(詳細はまだ公表値が限定的ですが、サイズ拡大が示唆されています)

総評

“所有する歓び”を感じる仕様と、“家族で使える実用性”を両立したインテリア設計。最新のデジタルインターフェース、音響設備、素材使いにより、エルグランドは「ただ大きなミニバン」から「プレミアムミニバンのステージ」へとステップアップしました。


ボディサイズの現行型(E52型)との比較

新型エルグランド(E53型)では、ボディサイズが大幅に拡張されており、現行型(E52型)との比較は購入検討者にとって重要なポイントです。

型式 全長 全幅 全高 備考
新型(E53型) 4 995mm 1 895mm 1 975mm(※測定値)  
現行/参考(E52型) 約4 965mm 約1 850mm 約1 815mm  

拡大ポイントとその意味

  • 全長:約30mm延長されたことで、室内の縦方向の余裕が向上。荷室や3列目シートの快適性にもプラスに作用。

  • 全幅:現行比で約45mmワイドとなり(1 850→1 895mm)、横方向のゆとりもアップ。これにより“堂々たる立ち姿”とともに、室内トレッドも拡大。

  • 全高:約160mmアップ(1 815→1 975mm)という大幅な拡大。これにより“背の低さ”が課題とされていた現行型の印象を払拭し、より高級感ある立ち姿に。

購入検討上の注意点

全高が高くなった分、立体駐車場や屋内駐車場の高さ制限に注意が必要です。また、全幅も大きくなったため、狭い駐車スペースや取り回し性の良否も確認しておいたほうが安心です。ただし、これらのサイズ増加は「室内ゆとり」「質感向上」「堂々たるスタイル」のための代償とも言え、価値をどう捉えるかによって評価が分かれるところでしょう。


パワートレインとスペック

E53型エルグランドの心臓部とも言えるパワートレインには、大きな革新がもたらされています。特に注目すべきは、最新のハイブリッド技術と駆動方式の採用です。

新開発「第3世代 e-POWER」

新型エルグランドでは、直列4気筒1.5Lターボエンジン+モーターを組み合わせたシリーズハイブリッド「第3世代 e-POWER」が搭載されます。

このユニットでは「5-in-1 e-POWERパワートレーンユニット」というモーター・発電機・インバーター・減速機・増速機を一体化したモジュールを採用し、軽量・高剛性化・静粛性の向上が図られています。

また、燃費や高速走行時の効率向上を目指し、高熱効率エンジン(熱効率42%達成)や低粘度オイル採用など、細部にも徹底的にこだわっています。イナミックサスペンション」

4WD仕様では、前後のモーター制御により車体の揺れを抑え、さらに「e-4ORCE」と呼ばれる電動4輪駆動システムを採用。加速・旋回時にもリヤモーターを積極活用し、走りの質も向上させています。

加えて、4輪の減衰力をシーンに応じて可変する「インテリジェントダイナミックサスペンション」によって、快適かつ安定した走りを両立。6つのドライブモードも設定されており、走り手の好みやシーンに応じた味付けが可能です。

出力スペックなど(暫定)

システム出力として340psという数値が示されており、従来の3.5Lガソリンモデルに匹敵あるいは超える動力性能を実現。

ただし、車重やモーター/バッテリー容量、駆動方式別の詳細データは発表段階で完全には明らかになっていません。今後の公表値をチェックする価値があります。

総評

E53型のパワートレインは、ミニバンというジャンルにおいて“動力・駆動・快適性”すべてで進化を果たしています。特に「従来の大排気量+ガソリン車」というイメージを払拭し、ハイブリッド+4WD+上質サスペンションという新たな指標を提示。単に“家族を運ぶだけのミニバン”から、“走りも楽しめる、誇れるミニバン”へと進化したと言っても過言ではありません。


安全装備について

高級ミニバンとして安全性・先進運転支援機能(ADAS)においても最新の装備が投入されています。E53型エルグランドは、従来モデルに比べて大幅なアップデートがなされており、購入検討時には安全装備の充実も大きなポイントです。

プロパイロット2.0/プロパイロット搭載

グレードにより、Nissanの先進運転支援技術「プロパイロット」ならびに「プロパイロット2.0」が搭載されます。

「プロパイロット」では渋滞時に時速50km以下でハンズオフ運転が可能となり、さらにウインカー操作による車線変更支援も実装。

「プロパイロット2.0」では、より高度な自動運転支援(条件付き)にも対応する方向と報じられており、ドライバーの負荷軽減に寄与します。

構造・静粛性・快適装備も安全に寄与

  • 高剛性ボディと徹底した遮音構造により、衝突安全性能・静粛性ともに向上。

  • モーター駆動・回生ブレーキ・e-Pedal Stepの採用により、減速・制動時の安心感もアップ。

  • 照明・視界系(ヘッドライト・センサー類)やサイドビューの安全支援も期待されており、ミニバンとしての“移動”+“安心”のバランスが取れていると評価できます。

総評

E53型エルグランドの安全装備は、数値的なスペックだけでなく“使いやすさ”“安心感”“快適性”を一体化させた設計になっています。特にミニバンは家族を乗せる機会が多いため、こうした先進安全支援機能は購入判断をする上で大きなウエイトを占めるでしょう。


燃費

ミニバンとしての燃費性能も今や無視できないポイントです。E53型エルグランドでは、ハイブリッド化+駆動方式の見直しにより大幅な改善が期待されています。

公表値(暫定)

公式発表値として、燃費19km/Lという数値が紹介されています。

これは、前モデル(3.5Lガソリン車:8.7km/L、2.5Lガソリン車:10.0km/L)というミニバンとしては燃費面において課題とされていた仕様から大きな改善となります

補足・考察

  • 燃費19km/Lはサイズ・車重が大きいクラスとしては非常に意欲的な数値。

  • ただし、この燃費は「走行条件・駆動方式・グレード」により変動する可能性が高いため、実際の使用条件(街乗り・高速・満車・2WD/4WD)を想定した評価が必要です。

  • 駆動方式が4WD(e-4ORCE)になると、駆動ロス・車重増加の影響が出ることから、2WD仕様との差を購入時にチェックすることをおすすめします。

  • ライバル車・先代モデルとの比較では“燃費改善”というアピールになるため、購入検討者の中ではメリットとしてかなり大きい部分となります。

総評

E53型エルグランドは、サイズ・車格を維持したまま燃費性能を大幅に改善しており、ミニバン選びにおける“維持費の軽減”という観点でも魅力的です。もちろん実走行値のチェックは必要ですが、先代に比して大きな進歩があるのは間違いありません。


各グレードごとの販売価格は?

価格は購入判断に直結する非常に重要なポイントです。現時点での公式発表・報道値を基に、E53型エルグランドの価格レンジを整理します。

公表・報道されている価格帯

報道によると、価格は少なくとも「480万円~」という設定が示唆されています。

また、専門メディア記事では「600万円超」といった予想価格も出ています。

価格レンジの想定ポイント

  • ベースグレードを400万円台後半からスタートという情報もあるため、高級ミニバンとしては“割安感”もアピールポイントのひとつ。

  • 上位グレード/2列仕様(VIP仕様)などは600万円を超える可能性もあり、装備・駆動方式(4WD)・インテリア仕様に大きく左右される価格設定となりそうです。

  • オプション装備(BOSEサウンド、14.3インチディスプレイ、先進安全装備など)を追加すると価格はさらに上がることが予想されます。

  • 現行型(E52型)との比較でも装備・技術が大幅アップしているため、価格上昇は必至。ただしそれに見合う価値を提供しているかが鍵になります。

購入検討時の注意点

  • 駆動方式(2WD/4WD)による価格差を確認する。

  • グレードごとの装備差(シート仕様、音響、ディスプレイ、ホイール等)を細かくチェックする。

  • 初期導入時期(モデルチェンジ直後)ゆえ、値引き/オプションサービスの状況を確認。

  • 維持費(燃費、保険、税金、駐車場)を含めたトータルコストを把握する。

総評

E53型エルグランドの価格設定は“高級ミニバンとしては手が届く範囲から”という印象を与えつつ、上位グレードではプレミアム仕様としての価値を反映しています。購入を検討するなら、グレード・装備・駆動方式を明確にし、自分の用途と予算に照らして選択したいところです。


販売予定時期は?

新型エルグランドの発売スケジュールも購入を検討する上で重要な情報です。

公表スケジュール

ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)において新型エルグランドが先行公開され、発売予定は 2026年7月 とされています。

また、報道では「2026年夏発売予定」という記載もあり、ほぼ同時期の導入が見込まれています。グ

  • 発売直後は納期がかかる可能性が高いため、早めに注文検討を始めるのが望ましい。

  • 初期ロット特典(オプションサービス・ローン金利優遇など)が出る可能性があるので、ディーラーとの相談が重要。

  • モデル初期ということで、レビュー・初期実使用レポートが揃ってから購入を待つという“待ち”の戦略もあり。特に先代ユーザーの評価・不具合リスクを見極めたい方には有効です。

  • 既存(E52型)の在庫処分価格が出る可能性もあるため、「今すぐミニバンが必要」という方は現行型も選択肢として検討する価値があります。

総評

2026年7月発売予定というスケジュールを前提にすれば、今から準備をしておくことで有利な条件での購車が可能です。欲しい仕様・グレードを決め、予約・見積り・下取りなどを早めに動かすのがおすすめです。


ライバル車との比較(優っている点)

新型エルグランドが目指す競合は、主にトヨタの高級ミニバン群で、特にアルファード/ヴェルファイアが最も強力なライバルです。ここでは、ライバル車と比較した際に“エルグランドが優れている(または優位性を持てる)ポイント”を整理します。

優位ポイント

  1. サイズ・存在感

    新型エルグランドの全幅1 895mm/全高1 975mmという堂々たるサイズは、アルファード/ヴェルファイア(全幅1 850mm/全高1 935mm程度)を上回るスペックとなっており、より“高級感・威厳”を演出できます。

  2. 最新パワートレイン&駆動方式

    第3世代e-POWER+電動4WD(e-4ORCE)という組み合わせは、ライバル車においてはまだ存在しないか、限定的です。ミニバンにおいて“力強く・静かに・効率的に”走るという点で差別化が可能です。

  3. 上質インテリア・先進ディスプレイ・音響

    14.3インチ統合ディスプレイ、BOSE22スピーカー、高級素材という仕様は、ライバル車の標準仕様を凌駕または匹敵しうる内容。これは“ミニバン=実用車”という常識からさらに一歩先を行く価値観を提示します。

  4. 燃費改善による維持コスト優位

    同クラス大排気量ガソリンミニバンに比べ、燃費19km/Lという数値(暫定)を期待できる点は、長期的な維持費の観点でアドバンテージです。

  5. ブランド刷新&先進安全装備

    新たなデザインアイデンティティ、最新ADAS(プロパイロット2.0等)の設定により「次世代のミニバン」という印象を与えやすく、ブランド価値向上に寄与すると考えられます。

注意すべき点(比較で劣り得る点)

  • 駆動方式により重量増・車両価格上昇が予想され、当初コスト面でハンディキャップとなる可能性あり。

  • サイズが大型化したため、取り回し性・狭い駐車場での扱いやすさではライバル車に分があるかもしれません。

  • ライバル車は販売実績・信頼性・ユーザー支持が強く、リセールバリューの実績が豊富な点では優位に立たれている可能性があります。

総評

新型エルグランドは、ライバル車に対して“存在感・最新技術・上質感”といった分野で優位性を持つポテンシャルがあります。ただし、取り回し性・価格・ブランド信頼といった側面では慎重に比較検討する必要があります。ミニバンを「走り・質感・ステータス」も含めて選びたい方にとって、注目すべき選択肢です。


歴代モデルとの比較

エルグランドというモデルは、1997年に初代が登場して以来、国内外ミニバン市場における“高級ミニバン”のパイオニア的存在です。ここでは、歴代モデルと新型を比較することで、その進化軸を整理します。

初代(E50:1997年)/2代目(E51:2002年)

初代は商用モデルの派生として登場し、後に2代目ではマルチリンクサスペンション採用など走りにもこだわる仕様へと進化。

3代目(E52:2010年~)

3代目ではFRベースからFFベースへと駆動方式を変更し、低床化・室内空間の拡大を図りました。全高が低めに設定されたのが特徴で、「走りの質」をアピールしていました。

新型(E53型)との対比

  • 駆動方式と動力性能:3代目では2.5L直4および3.5LV6エンジン+CVTが中心。新型では1.5Lターボ+モーターというハイブリッド仕様へ。

  • ボディサイズ・質感:3代目は「低く・スポーティ」な印象が強かったのに対し、新型は「背を高く・幅を広く・ラグジュアリーに」刷新。これにより“家族でゆったり乗る高級ミニバン”という立ち位置を強めています。

  • 内装・装備面:3代目でも高級志向はありましたが、14.3インチディスプレイ・BOSE22スピーカー・和のアクセントといった“次世代のラグジュアリー感”は新型ならでは。

  • 市場ポジション:初代~2代目は高級ミニバン市場を切り開いたモデル。3代目は市場競争においてやや苦戦期もありましたが、新型で再び“頂点を狙う”ステージへと戻ろうとしています。

総評

歴代を通じて見ると、エルグランドは「ミニバンとしての実用性」と「ラグジュアリー&ステータス」の融合を常に追求してきたクルマと言えます。新型においてはその方向性がさらに明確になり、“高級ミニバン”の次なる形を提示していると言えるでしょう。歴代ファン、ミニバンユーザー双方にとって興味深いモデルです。


年間維持費

クルマを購入する上で、初期費用だけでなくその後の「維持費」が家計に与える影響も無視できません。以下は一般的な観点から、エルグランドを維持するうえで考えておきたいコスト項目です。

主な維持費項目

  • 自動車税/自動車重量税:車両サイズ・重量・排気量(ハイブリッド仕様の場合はエンジン+モーター)によって税額が左右されます。新型では1.5Lターボ+モーターというパワートレインですが、車重・サイズが大きいため、税金面では“割安”とは言い切れない可能性があります。

  • 燃料費:燃費が良くなってはいますが、サイズの大きいミニバンであるため、年間走行距離(例えば10,000km)を想定して燃料費をシミュレーションすると、従来比では改善しても一定のコストはかかります。

  • 任意保険料:高級仕様・車両価格が高めであるほど保険料も上昇傾向。家族利用・多人数乗車・3列仕様という特性も保険料に影響します。

  • 駐車場代・車検整備費用:サイズ・重量があるため、車検費用・タイヤ・ブレーキ等の消耗品交換も一般ミニバンに比べてコストが上がることがあります。

  • 減価償却・リセールバリュー:維持費とは直接異なりますが、「購入価格-売却価格」を意識することで実質コストを抑えることにも繋がります。

想定年間維持費モデル(参考)

例えば、燃料費を年間1万km・リッターあたり15km走行としてガソリン150円/Lと仮定すると、年間燃料費は約100,000円前後という試算ができます(実燃費・駆動方式により増減あり)。その他税金・保険・整備費用を含めると、年間30~40万円程度は最低ラインとして見ておくと安心です。

サイズ・駆動方式(4WD)・装備内容によってはこれ以上になる可能性もあります。

総評

新型エルグランドは維持費面でも一定の覚悟が必要なモデルです。ただし、「燃費改善」「先進安全装備」「長く使える仕様」といった点を考慮すれば、トータルでの満足度・コストパフォーマンスは向上していると言えます。維持費を事前に見積もり、購入判断に反映させることが大切です。


リセールバリュー

クルマを購入する際には「数年後の売却(または乗り換え)を見据えたリセールバリュー」も重要な検討材料です。新型エルグランドがリセールにおいてどのような特性を有しているか、考察します。

ポジティブな要素

  • 「プレミアムミニバン」というブランド性は中古車市場でも根強く、かつ“希少仕様”になる可能性が高い。

  • 最新技術(e-POWER/e-4ORCE/高級内装)を搭載していることから、数年後でも“価値のある仕様”として認識されやすい。

  • サイズ・装備ともに上位クラスであるため、“上級ミニバンを探しているユーザー”に対して選ばれやすいという側面があります。

注意すべき点

  • 初期導入台数が少なかったり、駆動方式・仕様が偏っていたりすると、反対に中古市場で“選択肢が少ない”という弱点にもなり得ます。

  • ミニバン市場全体が飽和状態であるため、ライバル車や代替車(SUV等)の人気動向に影響を受ける可能性あり。

  • 新型ということで“初期型”特有のマイナートラブル・改良前という印象を持たれると、リセールでマイナス要因となることもありえます。

総評

リセールバリューについては、エルグランドが“新たな高級ミニバンの旗手”として市場に再登場するという点を踏まえると比較的有利と考えられます。ただし、仕様・グレード・駆動方式を慎重に選び、使用・メンテナンスを丁寧に行うことでリセールの優位性を最大化できるでしょう。


購入検討のポイント

新型エルグランドを購入するにあたって、押さえておきたいポイントを整理します。実際の“選び方”を具体的に見ていきましょう。

  1. グレード選び

    装備差・内装質感・駆動方式(2WD/4WD)などグレードによる差が大きいため、予算・用途・維持費を総合して選ぶことが重要。

  2. 駐車環境・取り回し性

    全幅1 895mm・全高1 975mmというサイズを考えると、立体駐車場・屋内駐車場・狭路の取り回しは事前に確認すべきです。展示車・実車を見て「自宅駐車スペースに収まるか」を現地確認推奨。

  3. 燃費・走行環境の把握

    少人数・街乗りが中心であれば2WD仕様でも十分な性能が期待される一方、4WD・大人数乗車・高速長距離移動が多いなら4WD仕様の価値が出ます。実走行の燃費差も想定しておきましょう。

  4. オプションおよび装備充実度

    大型ディスプレイ、BOSEサウンド、間接照明、素材仕様など上質装備が豊富です。必要な機能を選び“無駄なオプション”を省略してコストバランスを取ると良いでしょう。

  5. 納期・初期価値・購入タイミング

    発売直後は納期が長くなる可能性が高く、初期ロットならではの仕様・価格優遇がある可能性も。逆に“少し待ってレビューが出てから”という選択肢も検討価値あり。

  6. メンテナンス・維持費の試算

    上記「年間維持費」や「駐車場・税金・保険」の見込みを立てておき、予算内に収まるかを事前に確認。特にサイズの大きさ・重量増による消耗品コストも想定しておきましょう。

  7. リセール視点の選択

    リセールを意識するなら、人気色・上位グレード・2列仕様など“希少性が出やすい仕様”を選ぶと有利。ただし、購入価格・維持費とのバランスが重要です。


まとめ

4代目となる新型エルグランド(E53型)は、ミニバンというジャンルにおいて「高級」「存在感」「最新技術」「快適性」を高次元で両立させた、稀有なモデルです。サイズの拡大、ハイブリッド+4WD駆動、上質な内装、先進安全装備といった数々の進化は、まさに“プレミアムミニバンの新基準”を提示するにふさわしいもの。

一方で、購入・維持・取り回し・駐車環境など、実用面での注意点も併せ持っています。

ですから、エルグランドを選ぶなら、「日常の使い勝手」と「所有する歓び」の両方を見据え、自分のライフスタイル・駐車環境・予算との整合性をきちんと取ることが大切です。

もしあなたが、「家族でゆったり乗れる」「所有感のある」「走りも快適なミニバン」を探しているなら、この新型エルグランドは非常に有力な候補となるでしょう。

ただし、発表直後ということで仕様・価格・納期などには変動が出る可能性がありますので、ディーラーとの打ち合わせ・試乗予約・見積り比較は早めに行うことをおすすめします。

最後に、ミニバン選びとしては“ただ大きい”“ただ便利”を超えた価値を求める方にとって、このモデルは検討に値する一台です。今後の正式発表・予約状況・実地試乗情報をしっかりチェックしながら、購入検討を進めてみてください。

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